ローマの休日(帝国劇場)
先日、「ローマの休日」を観てきました。
まだまだコロナは治まらず、飛行機に乗って県外に行っていいのかとずっと悩みましたが第三波がくる前に思い切って行きました。
万が一感染して帰ってきてしまっていたらと思うと怖かったので
東京から帰っての2週間毎日検温して全くなんともなかったので
安心して感想を書けます!
なんといっても劇場での観劇が今年1月の博多座「シスターアクト」ぶりだったので、
劇場に入っただけでちょっと感動。
オーケストラのチューニングが聞こえたら「生だ!」とまた感動。
ドキドキしすぎて記憶がとんじゃってる所も多いのですが、
とにかく印象に残っているのが朝夏さんの歌!
毎回舞台を観る度に、”前よりここが素敵になってる”とか
”この表情の感じ初めて見る!”と思うんですが、今回が特に歌声が変化してると思いました。
私は元々朝夏さんの声がすごく好きなのですが、今回のアン王女では高音がすごく自然に出ていて、一人の女性の変化を繊細に表現されていました。
あとやっぱりダンス!
市場でぺったんこの靴に履き替えて踊るところは重力を感じさせない、開放感にあふれた気持ちのいいダンスでした!
あの場面ずっと観ていたかった~~~!!!
加藤和樹さんのジョーも余裕のある大人の男という感じですごく素敵でした。
面倒ごとはすごく嫌いそうなのに、なんだかんだ突き放せないところににやにやします。
オリラジ藤森さんのアーヴィングも良かった!
正直、藤森さんが舞台に立つ姿が想像できなくてどうなるんだろう~と思っていたけど
セリフでも歌でも、要所要所でバシッと決めてくれて、アーヴィングのいる場面が
すごく楽しく観れました。
最期の会見の場面で写真を渡すところもすごくグッときました!
マリオの岡田亮輔さん!
”あれ、マリオってこんなにいい役だったけ?”としみじみ思いました。
髪を切る場面での陽気な感じも良かったし、ダンスパーティーの時にアン王女をダンスに誘っていいかジョーに了承を得るときの雰囲気になぜかほっとしました。
下心が全くないわけではないと思うけど、なんか嫌な感じが全くなくてすごく好きでした。
喧嘩はあんまり得意じゃなさそうなのに追手からアン王女を助けるために
がむしゃらに頑張ってる感じがいじらしくて、うまく一発かましたときはなぜか
うるっときてしまいました。(ホントになんでだろう笑)
舞台を観ているときは割といつも興奮して記憶がボヤっとしてしまうので、
今回も細かいところは覚えていないんですが、1回きりの観劇になるだろうなと思って
気合を入れて臨みました。
もっと観たかったな~~!!!
博多座に「ローマの休日」が来る頃、状況が今より良くなっていたら
また観に行きたいです。
でも、もともと1回も観れないだろうなと諦めていた公演だったので
この1回だけでも観れて本当に良かったです。
大千秋楽まで無事に公演が進みますように。
これから観劇する人が120%楽しめますように。