【宙組 大劇場公演 アナスタシア】歌声の渦に巻きこまれる
ライブビューイングで宙組の「アナスタシア」を観てきました!
久々の宙組だったので、とても楽しみにしてました。
幕開きはすっしーさん演じるマリア皇太后・天彩峰里ちゃん演じる少女アナスタシアの
穏やかなやりとりから始まり、豪華な衣装・優美な舞踏会、一気に状況が変わっていく皇帝一家と、流れるような場面転換ですぐに惹きこまれました。
舞台セットも素敵でしたが、今回特に印象的だと思ったのがコーラスの厚みでした!
序盤の民衆が渦巻き踊りながらのコーラスは、視覚だけじゃなく耳からの圧倒的歌声に
迫力を感じました。
列車が出発する前の乗客全員で歌う曲も、りんきらさんから始まり、どんどん重なっていく歌声にもの哀しさを感じつつそれぞれのたくましさも感じるような
いろんな感情がつまっているような気がしました。
今回は通し役が少なくてちょっと寂しいなとも思っていたのですが
逆に考えると同じ人で全く違う服装が色々見られてちょっとお得な気もしました!
箇条書きにします!
・記者の役のまりなちゃん(七生眞希さん)の黄色のスーツ
・ユスポフ邸でのえびちゃん(綾瀬あきなさん)の恰好
エプロンドレス?っぽい感じだったような
・警官役のまりなちゃん・かなこさん(春瀬央季さん)
・列車の中の乗客の若翔りつ君
あと町でディミトリとアーニャに絡む酔っ払い四人組!
普通に怖かったです。笑
特に一番絡まれたくないのがあーちゃん(留衣 蒔世さん)‼
こってぃ(鷹空千空さん)はあの中にいたら怖いけど、意外と1対1で飲んだら
優しくしてくれそうな気がします。
優希しおんさんのロットバルトは出てきた瞬間から動きが桁違いで
本当にびっくりしました‼
ダンスが上手いというのはなんとなく聞いていましたがこんなにハッキリ違うんとは
思っていなくて、これからの公演でもたくさん踊るところが見たいと思いました。
表情にも陰とか色気があってかっこよかった.……。
ついビジュアル面の事ばかり書いてしまっていますが、とにかく全体的にとても良かったです。
マリア皇太后がアーニャと対面して少しずつアナスタシアだと確信していく場面、
今まで何度も期待して裏切られてきたから自分の心を守ろうと
アーニャを厳しく問い詰めていく様子にひりひりしました。
この役をすっしーさんが演じてくれて本当に良かった。
できることなら劇場で観たかった~~‼
群舞でのまりなちゃん・かなこさんをオペラでガン見したかった~~‼
(今日映画館で観ている時、鼻息が荒くなりそうなのを必死で抑えてました)
久々の夢々しい空間でかなりリフレッシュできた気がするので
明日からまた仕事とか程々にやっていけそうです!
東京公演の千秋楽まで公演に関わる方々がみんな穏やかに過ごせますように!